自動販売機、券売機、セルフレジ等の販売事業、オウンドメディア事業、デザイン事業を展開する株式会社パルサー。従業員数28名、20代~40代まで幅広い年齢層がいる。社内でチームインサイトを導入、活用を進めている代表取締役の阿部様、執行役員の庄子様に、導入の経緯や使ってみてのご感想などを伺いました。
▶導入前の課題
・組織全体の現状を、感覚ではなく数値で捉えたい
・従業員の心の状態や周囲に対する認識を把握し、個々のフィードバックに役立てたい
▶導入による効果
・改善ポイントが明確になり、幹部層へのアプローチという次のアクションに繋がった
・幸せに成果を出してもらうため、従業員それぞれに合った対応方法が見えた
阿部:チームインサイトの開発元であるGCストーリー株式会社の西坂社長から紹介していただきました。西坂さんとは、以前から同じ経営者として話す機会が多くあり、幸福度が高く自律した組織を目指していると話したところ、合うのではないかと紹介してもらいました。
庄子:組織サーベイやアンケートは「組織の健康診断みたいだね」と、阿部とも話していました。社員がどういう状態なのかは確認が必要だと感じていました。
阿部:数字的にも組織的にもいい感じになってきたと感じた時に、次の課題はなんだろうと考えたんです。会社だから課題がないはずがないんですよ。なので健康状態は良い感覚はあるが、もっと良くするために現状を知りたくてチームインサイトの導入を決めました。
庄子:もともと、360度評価で仕事の能力・心の能力を評価していたので導入ハードルはありませんでした。
阿部:評価で1番不満が出るのは、上司と本人の認識の差だと思います。そこを明確にするために評価面談で認識の差を話すようにしています。上司と本人だけではなく360度評価で他者からの客観的な視点があるので、「みんなそう思っているんだな」「じゃあここが足りないな」「ここは評価しすぎている」などと対話できています。
しかし、現状の360度評価は、個人の評価のみで組織の状態はわからないので、組織の状態と個人の状態の両方が把握できるチームインサイトを選びました。
阿部:『人が幸せになれる組織を目指す』という会社の方向性とマッチしているのがチームインサイトでした。当初はオレンジの組織形態で目標・KPI・役割を設定して数字をあげようという考えだったので、そもそも組織診断をしようともあまり考えていなかったんです。しかし、組織として目指すものが数字だけではなくなってきたタイミングがあり、自分の中の意識も、目標絶対ではなく、みんなが幸せに働ける環境がやっぱり大事で、第一優先だよねっていう状態に移ってきました。そうすると、組織の状況はサーベイを使用しないと数値化できない。衛生要因を測るのではなく、より幸福度を高める動機付け要因を測りたいと考えた結果です。
庄子:組織診断をして頂いて、まずは幹部層からアプローチをしていこうと考えています。今まで感覚値だったものが数値化できたのでそれぞれに合ったアプローチができると思いました。
阿部:出てきた数値をどう捉えるかも教えていただけたのが良かったです。同じ役職でもサーベイ結果に差がある社員がいる場合、いろいろ頑張ったのですが、モチベーションが下がっていくばかりで悩んでいました。『そういったメンバーは成功体験を積んでもらい承認欲求を満たして自信をつけてあげないと上げることは難しい』と教えてもらって、納得しました。そうするとお互い悩まないし不幸にならなくていいと思います。
阿部:心の状態を見える化してくれるので、その状態の人への対応方法がわかるのが良い。通常の評価指標だとスキルやKPIに対してどうやってもらうかという対応なので、業務に関わるフィードバックに限定されていました。チームインサイトのフィードバックはその人が幸せに働くための数値化であり、フィードバックだと感じています。
阿部:また1on1のフィードバックは社外の方に行ってもらうのが良いと感じています。うちは社員同士が近いため、寄り添った1on1はやれるのですが、よりよい心の状態や幸せを実現するための1on1について、よりよくを考えると社外の方にお願いした方が客観的であり、違う視点なども気づきやすいと感じるので、チームインサイトのサービスで1on1をやって頂きたいと考えてます。
阿部:今の評価指標と合わせてチームインサイトをやって行きたいです。関わる人が幸せになる会社を作ります、とパーパスに掲げています。会社が考える幸せの順番としては社員とその家族が幸せであることが第一で、その次がお客様、協力会社様。この順番は、先ずは従業員が幸せにならないと、お客様や協力会社様などのご関係者様に誠実なご案内が行えないと考えているからです。この順番がある中で今の評価指標とチームインサイトを合わせていけると、幸せに働く環境づくりができて、認識の範囲が広い人が増えれば組織が自律的になり、そこで戦略やビジネスモデルをしっかりと立て、実現することができれば目指す環境はできてくると思っています。
阿部:ある程度ビジネスモデルができていて、幸せな組織を作りたいと思っている経営者の方。人口減少などで、幸せな組織づくりや人を大切にしたいと考える会社も多くなってくると思います。そんな想いを持っている会社に合う組織の健康診断が、チームインサイトだと思います。
株式会社パルサー
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