2社で導入した決め手とは?
見えない社内の課題解決へ導く健康診断の重要性

八戸東和薬品株式会社は昭和 59 年創業、ジェネリック医薬品の卸業を手がけ、その卸業から得たノウハウを活かしたコンサルティング業まで展開します。株式会社きちみ製麺は明治30年創業、乾麺(白石温麺、うどん、そば、中華めん)の製造・販売を手掛け、2022年に事業承継を受けました。この2社でチームインサイトを導入した代表取締役の高橋様に全く異なる業種であり違ったフェーズの組織で導入した経緯と効果を伺いました。

▶導入前の課題
・事業承継をしたばかりで、組織の満足度、現状の把握ができていない
・どういう戦略を行い、組織構築すべきかわからなかった
・この4~5年組織の停滞感を感じ、次のフェーズに移行したかった

 

 ▶導入による効果

・組織や社員の状況が可視化され、コミュニケーションを取るのに役に立った
・短期の視点ではなく、中期的な視点でマネジメントを考えることができた
・何から優先的に手を付けるべきかの戦略を検討することができた。
・経営者自身がどう見られてるかもわかり、自己評価を改め、社員とのコミュニケーションに好影響を与えた
・チーム自体の雰囲気も良くなった。

事業承継した会社の現状や課題を洗い出したかった

ー組織サーベイを導入しようとしたきっかけを教えてください。

高橋:当時、きちみ製麺の事業承継をしたタイミングで、組織の満足度、現状の把握をしたかったからです。そして実際に導入してみて非常によかったので、八戸東和薬品株式会社でも今までの課題に向き合うために導入を決めました。

ー数あるサービスの中から、チームインサイトを導入した決め手を教えてください。

高橋:GCストーリー株式会社の研修をきっかけにチームインサイトを知りました。

元々組織サーベイツールには興味があって様々な企業様のサービスを見ていましたが、他のサービスは大企業向けが多いイメージでした。実際、サービスの話を聞いても、提供している組織(事例や導入後の結果)についてはわからないことが多かったです。

それよりもより自社に合う形で現場の実態、実状の把握をしたかったですし、GCストーリーの組織づくりを勉強しているタイミングでもあったため、よりゴールイメージが想像できたのは大きかったです。実際に提供している組織でやっていることがパッケージになっているというところが導入しやすかったです。

ーチームインサイト導入後、どのように活用しているか教えてください。

高橋:事業継承したきちみ製麺では、初対面の方がほとんどで人数も多い状況もあり、一人ひとりと話せても10分程度しかとれませんでした。そんな短時間の面談で組織の状況を理解できるとは思わなかったため、きちみ製麺をどういう組織にするかなどの戦略を練るためにチームインサイトを使ってみました。また、八戸東和薬品では、元々私の方でも感じていた課題があったので、その課題に逃げずに向き合い、経営者として次のレベルにいくため、そして組織の成長のために活用しました。

社員一人ひとりを大切にする。誰も置き去りにしない心理的安全性を

-導入後得られた効果にはどんなものがありますか。

高橋:組織の状態・現状を詳しくチームインサイトで把握できたので、そこを前提として、密にコミュニケーションを取ることができたのは大きいです。チームインサイトの結果もあるので、話が進めやすく、社員の価値観の尊重に繋がりますし、1on1も進めやすいんですよね。

不満を持っている人にちゃんと聞くことができたり、自己受容が低い人はやりたいことを聞くことができたり、自己評価と他者評価に乖離がある人には、軋轢や問題が発生する前に対応することができました。

そういう意味で組織の健康診断として非常に役立ってくれて、定点観測がしっかりできているのは中長期的に大きい気がします。

また私自身もそうなのですが、チームインサイトによって自己理解も深まったので、もっと社員とコミュニケーションしやすくするために自己開示したりしないとダメだなと意識をしたことで、社員とのコミュニケーション量も増えたり、結果的に社内の雰囲気も良くなっていったように感じました。主体性が増えたといいますか。コミュニケーションに進歩があったのは嬉しいです。自律共創型組織に進んでいるのかな、と思っています。

 

ー導入時~現在に至るまでの満足度はいかがですか。

高橋:2社で導入する時点で満足しています。時間がなかなか取れない経営者だからこそ、チームインサイトで効率化できている部分が多い気がしています。それこそ目に見えない部分に気づくことができる、いわば組織の健康診断のように使えるのは本当に良かったです。

組織の状態は目に見えにくいからこそ、可視化してくれるのは大事ですし。組織の今後の指針も分かりますので。

ー今後さらに実現したいことを教えてください。


高橋:私個人としては組織の現状が分かったことは勿論、社員とのコミュニケーション頻度の重要性も分かっていきました。コミュニケーションをどうとるかを今後も意識していきたいです。

 きちみ製麺ではビジネスモデルを確立し、PDCAをまわすことは勿論、従業員満足度を向上させる地盤を固めていきたいです。

 八戸東和薬品では、チームインサイトによって自己理解が深まり、意識に変化が見られる人も出てきましたし、チームの雰囲気がよくなりました、これを一過性なものにしないように、課題に対する優先順位をチームインサイトで把握しながら、組織のレベルを上げていきます。

ーどんな人/会社にチームインサイトを勧めたいですか。

高橋:3つオススメしたいポイントがあります。私は「現状把握」を本当にしたかったタイミングで導入を決めたので、まずは自分の組織の「現状」を知って、出てくる「課題」を具体的に顕在化させたい方にオススメです。

私自身、チームインサイトで現状を把握し、5W1Hで組織の課題から解決まで考えられたことが本当に助かりました。何が根本的な問題で、どこの部署やグループを一番にケアすべきか、その中で誰を優先的にケアすべきか、どの時間軸でそういった課題に向き合っていくべきか、どのような方法で課題を解決すべきか、など。何に起因しているのかという課題まで考えることができたのが大きいです。

 

2点目は、実際に組織の停滞を感じている方にもオススメです。私自身もそうだったのですが、4~5年いろいろなことをしていたのですが、あまり現状が変わっていないな、という課題がありました。組織の雰囲気は悪くないのですが、そこまで組織として成長しきれていない。こういった問題ってどこから来るかというと、出る杭は打たれるみたいな形でチャレンジを阻止しようとする雰囲気があったりするなどの社内の問題が起因していたりするんですよね。

 

最後に3点目は、もっと社員とコミュニケーションを取りたい方にオススメです。経営者としてどうしても忙しい状況もあり、そこまで社長自身が社員とコミュニケーションを取れていない自覚が私もありました。しかし、チームインサイトで自分に対する捉え方だったり、どういったことをケアすべきか、何から手をつけるべきかなどがわかってしまうのです。コミュニケーションはやはり組織の雰囲気を良くするうえで大事だと私も実感しましたし、社長が自己開示を意識したコミュニケーションを取ると風通しが少し良くなると思います。そういう意味で、社内把握をできるチームインサイトで、組織や社員が何を求めているかを知るべきだと思います。

 

八戸東和薬品株式会社
https://www.hachinohe-towa.com/ 

株式会社きちみ製麺
https://tsurigane.com/ 
 

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